moon
野球的ゲーム感想・評価
ソフト情報
| ハード | Nintendo Switch |
|---|---|
| 発売 | Onion Games |
| 開発 | ラブデリック |
| 移植開発 | Onion Games |
| 発売日 | 2019年10月10日 |
| CERO | A |
| DL容量 | 1.4GB以上 |
| セーブ数 | 1 |
| 価格 | パッケージ:8000円+税 DL版:1800円+税 |
| 他機種 | PS PS4 PS5 Steam |
| リンク | 公式サイト |
野球的スコア
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
| nega | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 3 |
| posi | 2 | 1 | 2 | 3 | 3 | 0 | 0 | 1 | × | 12 |
| 試合時間:23時間45分 | ||||||||||
1回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:0 vs posi:2
独特
RPGをプレイしていた少年(主人公)は、ゲームの世界に吸い込まれてしまう。
自分が操作していたRPGの世界の勇者は、モンスターを殺戮し、他人の家にズカズカ入り込み勝手に物を強奪していくという傍若無人な人物だった。
この世界にはバトルなど存在せず、主人公は人々との交流やアニマル(モンスター)の魂を救うことで「ラブ」を集め、レベルアップしていく。
圧倒的に独特な世界観。今まで常識だと思っていたものは、違う視点で見れば全く異なって見える。
PS版発売当時、違った視点から見るRPGはあったかもしれないけど、それに合わせてシステムまで変わっているソフトというのは稀有だったはず。
2回裏:ポジティブの攻撃:得点1
nega:0 vs posi:3
意外と先進的
主人公は行動時間が限られていて、それを過ぎると問答無用でゲームオーバーとなる。
しかし、その行動時間はラブを集めてレベルアップすることで増えていく。
レベルが上がれば、行動範囲が広がっていくという仕組みだ。
何らかの制限が加わっていて、レベルなり何なりが上がることで行ける場所が広がっていくというのは、割と最近ちょこちょこ見るタイプで意外と先進的。
3回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:0 vs posi:5
自分の力で
昨今のゲームのように懇切丁寧な説明はない。
どちらかと言うと、いきなり放り出されるという昔気質なスタイル。
世界を歩き回っているうちに、仕組みを理解し、どう進めていけばいいかが分かってくる。
冒険って、そういうもんだよなって思うし、自分で見つけるからこそ、喜びは大きいし楽しいのだ。
4回裏:ポジティブの攻撃:得点3
nega:0 vs posi:8
ヒントはある
放り出されるといっても、ヒントはちゃんと用意されている。
アニマルは、亡骸を調べると図鑑が見られてそれがヒントになっているという仕様なのがナイス。
そんで、このヒントの出し方がちょうどいい塩梅なんだわ。割と直接的なものから、少し捻ったものまで。
絶妙に分かりそうでわかりにくくて、解きがいがある。
5回裏:ポジティブの攻撃:得点3
nega:0 vs posi:11
ラブ多彩
ラブの取得方法の多彩さが、このゲームの面白いところ。
アニマルにしても、キャッチするだけなのに、ひとひねりがあって単純にはいかない。
他にも、こんな方法あるのか~!って唸るようなのもあって、ゲームの構図としてはシンプルなのに飽きずに遊べる。
7回表:ネガティブの攻撃:得点2
nega:2 vs posi:11
忍耐必要
時間はおろか、曜日限定で起こるイベントもあるため、忍耐力が必要ではある。
初めのうちはやることが多いから、そこまで気にならないんだけど、後半になってくると徐々に時間をつぶす必要性が出てきてしまう。
寝ればある程度は飛ばすことができるけど、今のゲームのようにタイムスキップはできないので、面倒だと感じる人はいるかもしれない。
8回裏:ポジティブの攻撃:得点1
nega:2 vs posi:12
密度が濃い
ワールドマップは、はっきり言って狭い。
だが、その中にイベントがギュウギュウに詰まっているから、不思議と狭いとは感じなかった。
何か反応がある場所、そこには必ずラブがあり密度が濃い。
9回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:3 vs posi:12
詰まると…
連鎖的に起きるイベントがそこそこあり、ひとつ詰まるとそれ以降全部進行できなくなってしまう。そのため、詰まる時は果てしなく詰まる。
7回表の件もあり、そうなった時にすぐにトライを繰り返すことができないのがもどかしい。
評価スコア
85.0
※ 平均点は、★5です。
| ゲームシステム |
|---|
| ★★★★★★★★☆☆ |
| 練り込み・奥深さ |
| ★★★★★★★★★☆ |
| オリジナリティ(新規要素) |
| ★★★★★★★★★★ |
| デザイン・キャラクター・世界観 |
| ★★★★★★★★★★ |
| 音楽・サウンド |
| ★★★★★★★★☆☆ |
| ゲームバランス |
| ★★★★★★★★★☆ |
| 中毒性・熱中度 |
| ★★★★★★★★☆☆ |
| 継続性(飽きにくさ)・全体の構成 |
| ★★★★★★★★☆☆ |
| 操作性・快適さ |
| ★★★★★★☆☆☆☆ |
| 自由度・多様性 |
| ★★★★★★★★☆☆ |