ラングリッサー 〜光輝の末裔〜
野球的ゲーム感想・評価
ソフト情報
| ハード | PCE SUPER CD-ROM2 |
|---|---|
| 発売/開発 | メサイヤ |
| 発売日 | 1993年8月6日 |
| CERO | A |
| セーブ数 | 5 |
| 価格 | PCE:8437円+税 PCEA版:762円+税 VC版:762円+税 |
| 他機種 | MD(オリジナル) PS PCEA Wii U VC |
試合前情報
このシリーズをプレイするのは初。プレイしたのは、Wii Uバーチャルコンソール版。
スコア
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
| nega | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 7 |
| posi | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 5 |
| 試合時間:28時間29分 | ||||||||||
2回表:ネガティブの攻撃:得点2
nega:2 vs posi:0
手応えがない
効果音の問題だと思うんだけど、キャラを掴んだとき(選択したとき)しか効果音が出ないので、なんかキャラを動かしているという手応えが感じにくい。だから、間違って待機してしまうこともしばしば。
このゲームは、キャラを掴んだときに「移動」などのコマンドが出るんだけど、コマンドは移動後に出た方が自然な気がする。まぁ、これは自分がFE育ちなのもあるけれども。
また、レベルアップしたときも無反応だから成果としての手応えも感じない。しれーっとレベルアップしているから、レベルが存在していることにだいぶ後になって気づいたぐらい。
3回表:ネガティブの攻撃:得点3
nega:5 vs posi:0
NPC邪魔
このゲームは、マップ前に傭兵を雇うというスタイル。傭兵には、歩兵、騎兵、弓兵などがあり、3すくみの関係になっている。傭兵は、クラスによって雇える兵種が決まっていて、下位クラスだと歩兵しか雇えない場合が多い。
なので、相手に騎兵がいた場合圧倒的に不利になるから序盤からガンガンレベル上げていかないと後々厳しくなってくる。
しかし、序盤のマップからNPCが登場することが多くて、こいつらが邪魔で思うようにレベルアップができない。
しかも、次のマップから普通に仲間になったりするもんだから余計に「前のマップは何だったんだ…」と思う。
敵が手強いとかじゃなくて、NPCによってゲームが難しくなるという構図が解せない。
4回裏:ポジティブの攻撃:得点1
nega:5 vs posi:1
兵種が増えてくると…
クラスチェンジして、雇える兵種が増えてくるとだんだん面白くなってくる。
相性、地形、指揮範囲を考慮しての戦略性が、やっと表に出てくる感じ。
やっぱり、歩兵だけじゃどうにもならんよ…。
5回裏:ポジティブの攻撃:得点1
nega:5 vs posi:2
城攻め感
地形補正が、やや大きめに設定されているので、特に城や砦を攻めるときに「今、城を攻めているな」という感じがする。どこに陣を取り、どこを奪取するかなどの戦略性が高い。このへんは、ファイアーエムブレムにはない面白さかな。
6回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:5 vs posi:4
システム的完成度
3すくみをはじめとするユニット間の相性や、リーダーユニットの指揮範囲、指揮能力などシミュレーションゲームの基礎的な要素が、この時代にしっかり構築されている点は評価したい。
7回裏:ポジティブの攻撃:得点1
nega:5 vs posi:5
歯ごたえアリ
敵の配置なども練られていて、歯ごたえある難易度。特に後半、敵が魔法(今作では長射程のマップ兵器)を使い出すと適当にやっていてはかなりの被害が出てしまう。魔法の射程や、敵の移動距離などを考えつつ攻略していくクラシックなシミュレーションの良さがある。
8回表:ネガティブの攻撃:得点2
nega:7 vs posi:5
バランスが大味な面も
このゲームは、相手の防御力が上回っている場合ダメージは基本0、運が良ければ1しか与えられない。
これは、逆も又然りでこちらの防御力が上ならダメージはほとんど受けない。
つまり、どんなにヘマをしても最後は強キャラ無双になってしまうということになる。 実際、主人公以外全滅してしまったが、主人公が無双してクリアに至ったというケースがあった。
このへんは、シミュレーションゲームのバランスとして大味かなとは思う。
PCE SUPER CD-ROM2版
評価スコア
70.7
※ 平均点は、★5です。
| ゲームシステム |
|---|
| ★★★★★★★☆☆☆ |
| 練り込み・奥深さ |
| ★★★★★★★★☆☆ |
| オリジナリティ(新規要素) |
| ★★★★★★★☆☆☆ |
| デザイン・キャラクター・世界観 |
| ★★★★★★★☆☆☆ |
| 音楽・サウンド |
| ★★★★★★★☆☆☆ |
| ゲームバランス |
| ★★★★★★★☆☆☆ |
| 中毒性・熱中度 |
| ★★★★★★★☆☆☆ |
| 継続性(飽きにくさ)・全体の構成 |
| ★★★★★★★☆☆☆ |
| 操作性・快適さ |
| ★★★★★★★☆☆☆ |
| 自由度・多様性 |
| ★★★★★★☆☆☆☆ |