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ファイアーエムブレム 聖戦の系譜
基礎知識

ポイント

 今作は、登場キャラクターが少なく入手経験値のレベル差補正もあるため、紋章の謎のように育成するキャラクターを厳選する必要はあまりない。満遍なく育てても十分クリアできる。

 第一部では親世代、第二部ではその子ども達という親子二世代にわたる壮大な物語となっている。
親世代は自由にカップリングさせることができ、子世代は親の能力を引き継いだ形で登場する。
なお、親世代が独身でも平民の代替キャラが用意されているので心配ない。

 また、この作品から始まった要素、この作品だけの要素が非常に多いのも特徴。
紋章の謎とは、かなり変わっているものもある。

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜の特色

 このゲームの「FEとしての」特色を挙げておこう。

・失った仲間は二度と戻らない
 後に採用された「カジュアルモード」は存在しない。HPが0になった仲間は、死亡してしまう。

・3すくみを初めて採用
 剣は、斧に強く槍に弱いといった3すくみは、この作品から採用された。
また、魔法にも、炎は風に強く雷に弱いという3すくみが存在する、

・スキルシステム
 これも、この作品で初めて登場した。基本個人スキルのみ。アイテムで付加可能なものもあり。

・騎乗系ユニットの再移動
 これまた、この作品から採用されたシステム。騎乗系ユニットは行動後に再移動できるようになった。

・武器は消耗品だが、修理が可能
 武器には耐久値が設定されてはいるが、修理屋で修理して元に戻すことが可能となった。

・武器レベル
 武器には、撃破数がカウントされており、それが50を超えると必殺率が上がるという要素もある。

・クラスチェンジ
 アイテム不要。レベル20以上で本城内で行う。レベルが1に戻らない。

・アイテムや武器、お金は個人のもの
 いいアイテムを強奪して、好きなキャラに持ち替えさせることはできない。中古屋に売却し、持たせたいキャラに買い戻させるという手順を踏む必要がある。
お金は、盗賊か恋人であれば受け渡しが可能。

・追撃、必殺は、無条件で出ない
 確か、歴史あるFEの中でも、これはこの作品のみだったはず。
攻速(速さ)が、敵を上回ると、もう一度攻撃できる追撃が、スキルやアイテムを持っていないと発動しなくなった。
手練れのエムブレマーでも、いつもの調子でやっていると戸惑う部分だろう。
必殺も同様だが、こちらはスキルの他にも発動要素はある。

・パラメータに上限値
 パラメータにクラスごとに上限値が設けられた。これにより、誰でもMAXまで育てられるわけではなくなった。

・複数武器を勝手に持ち替え
 敵が間接系武器を所持していた場合、直接系武器を装備している状態で間接攻撃をしても間接武器に勝手に持ち替えて反撃してくる。

・敵の行動
 紋章の謎では、敵は個人レベルで行動していたが、今作では部隊単位で行動してくるようになった。

・指揮官レベル
 これも、確か今作のみの要素。
指揮官レベルという値があり、支援効果や、敵ならば行動の的確さがレベルによって変わってくる。

・トライアングルアタック
 あり。ただし、敵にね…。

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