デビルサバイバー オーバークロック
野球的ゲーム感想・評価
ソフト情報
ハード | ニンテンドー3DS |
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発売/開発 | アトラス |
発売日 | 2011年9月1日 廉価版:2015年12月3日 |
CERO | B |
DL容量 | 12280ブロック以上 |
セーブ数 | 3 |
価格 | 発売時:5980円+税 廉価版:2980円+税 |
他機種 | DS(オリジナル) |
リンク | 公式サイト |
主な開発者
PRODUCER / DIRECTOR |
---|
高田慎二郎 |
CHIEF PLANNER |
夜刀風魔 |
CHIEF PROGRAMMER |
Tomohiro Kawakami |
CHIEF DESIGNER |
古東晃子 |
COMPOSER |
浅野孝已(ゴダイゴ) |
CHIEF SCENARIO WRITER |
葉月陽 |
CHARACTER DESIGNER |
ヤスダスズヒト |
DEVIL DESIGNER |
金子一馬 |
試合前情報
DS版は、未プレイ。それどころか、女神転生関連のソフト自体初プレイ。さらに言えば、アトラス開発のソフトをプレイするのも人生初。難易度は、「NORMAL」で開始。
野球的スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
nega | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 3 | 0 | 10 |
posi | 0 | 2 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 |
試合時間:69時間01分 (アマネルートのみ) |
1回表:ネガティブの攻撃:得点2
nega:2 vs posi:0
ちょっと地味
ゲームジャンルは、公式ではシミュレーションRPGと言うことだが、どちらかと言うとシミュレーションアドベンチャーの方がしっくりくる。
正直なところ、シミュレーション画面はシンプルだし、バトル画面はアニメーションするわけでもないので3DS世代のゲームとしてはちょっとさみしさを感じるかなぁ。
2回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:3 vs posi:0
下画面メイン
3DSになってからは、上画面しか3D対応していなく画面も大きいため上がメイン画面になっているソフトが多い。しかし、今作はメイン画面がまさかの下画面。これは、ちょっと賛同しかねる。
2回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:3 vs posi:2
ついに悪魔も出品される
「デビオク」と呼ばれるオークションによって、悪魔と契約し仲間にするという珍しいシステム。そのオークションのシステムもよくできていて、できるだけ安い価格で落札するために他の参加者との駆け引きをするのが楽しい。また、面倒な時やどうしても欲しい悪魔の場合は「即決金額」も設定されているので便利。
3回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:3 vs posi:4
悪魔合体システムの安定感
たぶん、合体・配合系の元祖と思われる女神転生系の作品だけあって「悪魔合体」の面白さには安定感がある。次にどんな悪魔が出てくるのかワクワクするし、どのスキルを継承させるかに頭を悩ますのも楽しい。
4回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:4 vs posi:4
フルボイスも良し悪し
今作は、本当にごく一部の情報集めなど以外、全編フルボイスが採用されている。
しかし、基本的に静止画で動きのない絵なので、台詞を聞き終えるまでと自分で台詞を読む時間との差があり無駄にプレイ時間が長い。スキップすればいいだけの話なのだが、せっかくフルボイスなので飛ばしてしまうのはもったいなく感じるし。。。
それと、台詞の音量バランスがちょっと悪い。人(台詞?)によっては、すごく大きかったり小さかったりする。
4回裏:ポジティブの攻撃:得点1
nega:4 vs posi:5
リアリティ
突如、自衛隊によって封鎖された山手線内を舞台に悪魔と契約し生き残る方法を模索していくというストーリー。実際の地名が登場し、リアルな世界を舞台にするという作品は意外と少ない。
また、人間くさい登場人物達や、極限状態の中で混沌としていく人々など、妙にリアルなキャラクターも魅力。
5回裏:ポジティブの攻撃:得点3
nega:4 vs posi:8
戦略性の高さ
このゲームは、指定した相手のスキルを指定した自キャラで倒すと自分のスキルに出来る「スキルクラック」というシステムが採用されている。
最初のうちは、そんなに感じなかったのだが中盤すぎあたりからスキルの数が充実してくると俄然戦略性が高くなってくる。覚えられるスキルの数は決まっているし、同じスキルを複数のキャラにつけることはできないので、どのスキルをどのキャラにつけどの敵と対峙していくか頭を悩ませるのが楽しい。自分の立てた戦略が、ハマった時は非常に爽快。
6回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:5 vs posi:8
愛は儚い
合体・配合系のソフトは、みんなそうなんだけど自分が気に入っていたキャラがすぐに戦力外になり合体素材になる。キャラへの愛が、反映できないシステムなので虚しさを感じてしまうかなぁ…。
7回表:ネガティブの攻撃:得点2
nega:7 vs posi:8
あるスキルが強すぎる
終盤になり、あるコマンドスキルが強すぎることに気づく。さらに、そのスキル+ある自動効果スキルを組み合わせるとさらに強くなりすぎることもわかってしまう。これに気づくと、バトルの戦略性が薄くなるように感じた。そればっかり覚えさせればいいや的な。
ラスト近辺はボスクラスが出てくることが多いのだが、どうもこのスキルなしでは攻略が難しいのでは…と思った。ちょっと、このへんのバランスどうなの? という疑問が湧いている。
8回表:ネガティブの攻撃:得点3
nega:10 vs posi:8
冗長感
ちょっと、会話が長すぎるかなぁと思った。本題に入るまでの、さほど重要ではない会話が非常に多くてテンポも悪い。特に外道~のゲス台詞は、その都度その都度何回も聞かされるので中盤以降うんざりしてくる。
全体のボリュームも、もうちょっと少なくてもいいかなぁ。変化がないので、中盤以降飽きてきてしまった。周回要素がありそうだし、もうちょっとテンポよく終わった方が楽しめたかなと思う。
評価スコア
70.5
※ 平均点は、★5です。
ゲームシステム |
---|
★★★★★★★★☆☆ |
練り込み・奥深さ |
★★★★★★★☆☆☆ |
オリジナリティ(新規要素) |
★★★★★★★★☆☆ |
デザイン・キャラクター・世界観 |
★★★★★★★☆☆☆ |
音楽・サウンド |
★★★★★☆☆☆☆☆ |
ゲームバランス |
★★★★★★★★☆☆ |
中毒性・熱中度 |
★★★★★★★☆☆☆ |
継続性(飽きにくさ)・全体の構成 |
★★★★★☆☆☆☆☆ |
操作性・快適さ |
★★★★★★★☆☆☆ |
自由度・多様性 |
★★★★★★★★★☆ |