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【発売されなかった幻のゲーム】
 第6回 プロペラ・アリーナ(ドリームキャスト)

プロペラ・アリーナ経緯

 バーチャファイター、シェンムー等を開発していたセガのAM2研によるオリジナル3Dシューティングゲーム。
2001年10月4日に発売される予定だったが、直前に発売中止となった。

なぜお蔵入りに

 発売を間近に控えた2001年9月11日、米・同時多発テロが起こる。
日本向けの発売中止理由は、「様々なことを総合的に考慮したうえでの経営判断」と当たり障りのない文言だが、実際の所は同時多発テロの影響があったようだ。
また、この時は既にセガの家庭用ゲーム機事業撤退が発表されて半年以上が経過していたこともあり、発売の機会を逸したまま、その後も日の目を見ることはなかった。

どんなソフトだったのか

 一見フライトシミュレータ系に見えて、普通のシューティングゲーム。
ネット接続を売りにしていたドリームキャストらしく、ネットでの6人対戦を実現していた。ボイスチャットもできたとか。
他にも1人用、オフライン4人対戦などが遊べたようだ。

 ソフト自体は、発売日直前に中止になったこともあり、完成していたと思われる。
ミニ収録の希望はあるものの、さすがにネット対戦は苦しいか。
仮に収録されても、本来の売りが消えてしまうのは痛い。

2021/04/15

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