アライアンス・アライブ
野球的ゲーム感想・評価
ソフト情報
ハード | ニンテンドー3DS |
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発売 | フリュー |
開発 | キャトルコール |
発売日 | 2017年6月22日 |
CERO | A |
DL容量 | 13052ブロック以上 |
セーブ数 | ソフト:1 SDカード:9 |
価格 | 6280円+税 |
他機種 | Switch(HDリマスター) PS4(HDリマスター) Steam(HDリマスター) |
リンク | 公式サイト |
主な開発者
プロデューサー&ディレクター |
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松浦正尭(フリュー) |
ゲームデザイン |
小泉今日治(グレッゾ) |
シナリオ |
村山吉隆(ブルームーン・スタジオ) |
アートディレクター |
浅野雅世(彩祭画房) |
キャラクターデザイン |
平尾リョウ |
タイトルロゴデザイン |
川口忠彦 |
コンポーザー |
浜渦正志(MONOMUSIK) |
メインシステムプログラマー |
武井和貴(キャトルコール) |
グラフィックデザイナーチーフ |
小阪実(キャトルコール) |
試合前情報
前作(?) 『レジェンド オブ レガシー』(以下レジェレガ)は購入してクリア済み。小泉今日治氏の新作は、買わねばなるまいと今作も購入。
野球的スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
nega | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
posi | 2 | 2 | 3 | 1 | 0 | 4 | 3 | 2 | × | 17 |
試合時間:43時間53分 |
1回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:0 vs posi:2
序盤からいきなりの名台詞の多さ
プレイし始めてから数時間にもかかわらず、名台詞が多い。一例をあげると、「無意味に悩むだけは何もしないのと変わりがない。出来ることをする、それだけだ。」とか。
序盤からこれなら、この先どうなっちゃうの!? と期待は膨らむばかり。
2回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:0 vs posi:4
5人パーティ
『レジェレガ』では、3人パーティだったのが5人パーティに増えた。『レジェレガ』は、ガードが重要だったこともあり人数不足感は否めなかったので、この変更は大きい。戦略の幅も広がるし、陣形も多種多様に組めるようになった。
3回裏:ポジティブの攻撃:得点3
nega:0 vs posi:7
マップの作り込み
マップも3Dで作り込まれており、随所にアイテムやら気になる場所がちりばめられている。
オーニソプターという、高いところから低いところへのみ移動できるハンググライダーのような乗り物があるのだが、これで意味もなく高台に上って世界を飛び回るのが妙に楽しいのも、マップが作り込まれているからこそ。各建物や街並みのデザインも秀逸。
4回裏:ポジティブの攻撃:得点1
nega:0 vs posi:8
欠点は見当たらない
バトルのテンポが少し悪いかな、と思えば早送りできる。セーブ数1つしかないの? と思えばSDカードに9つもできる。欠点になり得るものは、ことごとくつぶされていて欠点らしい欠点が見当たらない。
唯一、歩くスピードが遅いかなと感じるが、シンボルエンカウントで敵もそこそこ避けられるのでそこまで気にはならない。
6回裏:ポジティブの攻撃:得点4
nega:0 vs posi:12
魅力あふれるキャラクター
主人公キャラクター達が、それぞれ個性的でキャラが立っている。脇を固めるキャラ達も、いい味を出していて本当に魅力的。
ゲームを進めると、「ギルド」という組織にスカウトした仲間から、下画面に「テレグラフ」というLINEのようなものが入るようになり、アドバイスをくれたり、どうでもいい会話をいきなりし始めたりする。そのギルドメンバーは、かなりの数がいるのだがそういうキャラにもちゃんと性格付けがされている芸細さ。
また、リーダーキャラ(マップでプレイヤーが操作するキャラ)を変えると、台詞もちゃんと変化するあたりも本当に素晴らしい。
7回裏:ポジティブの攻撃:得点3
nega:0 vs posi:15
バトルシステム
陣形を考えるのも楽しいし、覚醒で技を閃いた時の気持ちよさ、なかなか倒せない強敵には、武器を失う代わりに強力な一撃を放てるファイナルストライクをどう使っていくかという戦略性、どれをとっても面白い。
中盤の山場で、「うわっ、これ積んだわ…」と思ったボスにも陣形や装備を工夫したり戦略を練って挑めば、ちゃんと勝つことが出来たのでバランスもいい。
8回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:1 vs posi:15
ダンジョン攻略のしりすぼみ感
序盤のダンジョンは謎解きもあったりして攻略も楽しいのだが、中盤以降、謎解きはほぼ皆無になり迷路のような場所をただ探索するだけになってしまう。中盤あたりは、総力戦や特殊な条件下でのバトルなど飽きさせない作りにはなっているが、序盤があれだけ凝っていただけに、ややしりすぼみ感は否めない。
8回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:1 vs posi:17
また、プレイしたい
最近は、なかなか周回プレイとかやらなくなってしまったけど、またプレイしたいと思えるRPGに久々に出会えたかもしれない。物語途中、選択を迫られる場面も多かったので違う選択肢を選んでプレイしたり、集め損ねた仲間を探したり、ギルドタワー縛りでプレイするなんてのもいいかもしれない。
それに何より、また主人公達に会いたい。そう思わせてくれる作品だった。
3DS版
Nintendo Switch版
PS4版
評価スコア
85.7
※ 平均点は、★5です。
ゲームシステム |
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★★★★★★★★★☆ |
練り込み・奥深さ |
★★★★★★★★★☆ |
オリジナリティ(新規要素) |
★★★★★★★☆☆☆ |
デザイン・キャラクター・世界観 |
★★★★★★★★★★ |
音楽・サウンド |
★★★★★★★★★☆ |
ゲームバランス |
★★★★★★★☆☆☆ |
中毒性・熱中度 |
★★★★★★★★★☆ |
継続性(飽きにくさ)・全体の構成 |
★★★★★★★★☆☆ |
操作性・快適さ |
★★★★★★★★★☆ |
自由度・多様性 |
★★★★★★★★★☆ |