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ファイアーエムブレム 風花雪月 エキスパンション・パス
感想・評価

ダウンロードコンテンツ情報

ソフトファイアーエムブレム 風花雪月
配信日2019年7月26日
価格2500円+税
DL容量1GB以上

DLC概要

 第四の学級「灰狼の学級(ヴォルフクラッセ)」のサイドストーリー・煤闇の章(すすやみのしょう)の追加。

 その他に本編で以下の要素が追加される。
・追加クエスト6種。
・主人公用眼鏡と専用衣装2種。
・主人公、生徒用衣装4種。
・アイテム4種。
・フリー戦闘用マップ5種。
・フリー戦闘用BGM1種。
・追加キャラクター、アンナ。

 また、煤闇の章のクリア状況に応じて以下の要素も本編に追加される。
・アビスへ行くことが可能になり、灰狼の学級の4名もスカウト可能に。
・灰狼の学級4名のクラスが、新規クラスとしてクラスチェンジ可能になる。
・クリア後には、「異教の祭壇」が名声値と引き替えに解放される。
・煤闇の章クリア特典で、アイテムと名声。
・クリア後に、クエスト追加。
・各追加キャラクターには、支援会話、外伝もあり。

「煤闇の章」感想

 全部で7マップ。クリア時間は10時間ほど。
セーブデータは、本編とは別に3つ追加される。
キャラのレベルなどは、本編とは連動していないので独立して遊ぶスタイル。
内容的にも、あくまでもサイドストーリーという位置づけ。
本編では出てこなかった「あの人」の姿が拝めるというのも貴重だ。

 ゲーム内容は、技能・スキルは固定。上級クラスへのクラスチェンジもなし。
それぞれの兵種の役割を考えた上でマップ攻略を進めるのは、昔ながらのファイアーエムブレムみたいでよかった。
本編では、絶対に揃わない級長3人がメンバーに揃うのもサイドストーリーならではで意義深い。
公式では、獲得できる資金や鉱石に限りがあるため武器の消費を抑えつつ攻略することが重要と書いてあるが、実際には鉱石が足りなくなることはほぼない。むしろ余る。
資金も、いい武器を無理なく買えるぐらいにはあるので、そこまでカツカツではない。
難易度的には、本編よりもやや難しいというぐらいか。
ラスボスは、本編よりも歯ごたえがあったかも。

 ただ、配信まで結構時間があったのでボリューム面でも期待していたんだけど、そこまでではなかったかなぁ。
まぁ、『オクト・エキスパンション』や『黄金の国イーラ』が異常だったというべきか…。

本編追加要素の感想

 追加されるアイテムの取得は任意。自分の好きなタイミングで取得できる。
追加クエストなどは、進行に応じて随時追加されていく。
衣装とかこのあたりは、まぁ、全体的にインパクトに欠けるかな…。

 追加キャラは、おなじみのアンナさんと灰狼の学級の4名。
アンナさん以外は、新規クラス。
支援会話や外伝の追加、2部では成長した姿で登場など新キャラとしては充実の内容。
どちらかと言うと、煤闇の章はあくまで「おまけ」であり、新キャラクターの追加が本筋なのかなという印象を受けた。

総評

 大型DLCにしては、ボリュームは少なめかなぁ…。
正直、ファイアーエムブレムのDLCはセンスがないものが多いような。
追加されるものについても、キャラ以外はあまり魅力を感じなかった。
買って良かったぜ! と手放しには言いにくい。
値段的に、やや割高かなとは思った。

評価スコア

76.2

※ 平均点は、★5です。

コスパ・クオリティ
★★★★★★★☆☆☆
コスパ・プレイボリューム
★★★★★★☆☆☆☆
新規作成度
★★★★★★★★☆☆
DLC納得度
★★★★★★★★☆☆
本編好影響・非破壊度
★★★★★★★★★★
特典魅力度
★★★★★★★★★☆

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