任天堂、SRDを子会社化へ
子会社増える
任天堂が、SRDを子会社化することを発表した。
あまり表には出てこないが、SRDというのはファミコン時代から任天堂のプログラム面をバックアップしてきた会社だ。
会社自体は、そんなに有名ではないかもしれないが、社長の中郷さんや取締役の岩脇さん、森田さんは、スタッフクレジットでよくお見かけするし、「社長が訊く」に登場したこともあるので、ご存じの方も多いかもしれない。
以前は、CAD事業なども行っていたが2019年4月より任天堂との協業を主軸に据えていた。
ちなみに、京都事業所は任天堂の本社開発棟内にある。
HPによると、従業員数は昨年4月時点で139名。中規模デベロッパーよりも少し大きめぐらいか。
ただ、この会社は基本的にはプログラムメインだと思われるので、それを考えると割と大きい規模になる。
私の印象では、取締役の方々はじめ「プログラムの匠」といった感じの会社だ。
任天堂にとっては、Switch2に向けて開発体制の強化は急務のはずで、それに向けた一環なのかもしれない。
SRDは、元々セカンドパーティで、上場もしていないから買収されることもないし影響は小さいけれども。
マイクロソフトのアクティビジョン・ブリザードの話に比べると規模は小さいな…。
私は、常々マイクロソフトやApple、Google、中国企業などの巨大資本の脅威について述べてきたが、それが現実になりつつある。
ぼやぼやしていたら、孤立無援になってしまいかねない。
Wii Uの焼き直しが通用しないSwitch2でコンスタントにリリースするには、もっと強化しないと厳しいと思うなぁ。
2022/02/25