KFO : Twitter

ゼノブレイド3 エキスパンション・パス
感想・評価

ダウンロードコンテンツ情報

ソフトゼノブレイド3
配信日2022年7月29日
価格2727円+税
DL容量4.4GB以上

DLC概要

 今回も、メインディッシュは本編の前日譚「新たなる未来」。
『ゼノブレイド(以下1)』『ゼノブレイド2(以下2)』と本編『ゼノブレイド3(以下3)』をつなぐストーリーが描かれる。

その他、本編にも以下の内容が追加される。
・ノポンコイン
・アクセサリー6種
・色変えファッション装備
・新ヒーロー2名
・タイムアタック的な「チャレンジバトル」
・ローグライクな「ダイセンニンの大魔境」
・上記2モードの報酬として新たなファッション装備
・さらに、新たなる未来クリア後には…!!!

本編追加要素の感想

 追加ヒーローの「イノ」は、「DXエーテルシリンダー」に集めた「ハイエーテル」を飲むことにより、能力アップ。
強化する能力は選択でき、自由に成長させることができるという特殊なヒーローだ。

 もう一人の追加ヒーロー「マティア」は、特別な鉱石「アンノウンマター」から、ランダムな特殊効果が付与されるアクセサリーをクラフトできる。

 両名ともに、本編に出てきた「トライデン」のような独特の能力を持っていてやり込み派にはうってつけだし、DLCで加わるメンバーとしては申し分ない。

 チャレンジバトルは、『2』のDLCでもあったものでバトル特化のタイムアタックモード。こちらも、やり込みがいがあるし、クリア報酬でファッション装備が手に入ったり、「ノポンクリスタル」でアクセサリーと交換したりできる。

 さらに、「新たなる未来」クリア後には、チャレンジバトルが追加され、あるチャレンジをクリアすると、あのキャラとあのキャラがヒーローとして追加されるというご褒美まで!!!
・・・エルマさーーーーーん!(何故か、急に叫びたくなった)

 もうひとつ、今回初めて登場するローグライクモード「ダイセンニンの大魔境」
ここでは、主要キャラ6名の中から1人を選びバトルがスタート。
1ステージクリアすると、ショップ画面になり、そこで仲間となるヒーローや、ステータスアップ等の効果が得られる「エンブレム」を、獲得したスコアを使用して購入することができる。
そう、このモードでは本編では実現しなかったヒーロー複数のパーティが実現してしまうのだ!
例えば~、本編クリア後に仲間にできるあのキャラと「新たなる未来」クリア後にチャレンジモードで仲間になるあのキャラのパーティも、運が良ければできちゃう!!
ノアを使用キャラに選択すれば・・・・・勢揃いなパーティも!!!

 ヒーローは、カスタマイズ自由な主要キャラに比べると使い慣れていない分、プレイ感もだいぶ違う。
故に、難易度はチャレンジモードよりも高い印象で、選択の難しさと楽しさがある。

「新たなる未来」感想

 クエストは一部を残し、クリアしたときのクリア時間は33時間だった。

 今回のマップは、広さ的には『3』の1地方ぐらい。
なので、『黄金の国イーラ(以下イーラ)』よりも、かなり広く感じる。
ただ、基本的には、『1』と『2』のアレンジマップかな…という印象。
『1』と『2』の思い出を巡る旅、みたいな。
だからと言って、全体としてはあくまで新規マップなので、新鮮味がないという訳ではない。
ごちゃごちゃに混ざっているから、移動している中で、「あっ、この場所…」っていう感じになる。
その中でも、「え? この名前、この音楽、この先は、もしや…」と思ってからの「やっぱりーー!!」は最高だった。
ここから始まり、一連のシリーズ最終作でここへ帰ってくるなんて…。なんていう粋な展開。胸が熱くなった。
『1』や『2』に絡んだクエストも豊富にあるし、『イーラ』にもあった四次元的な『3』につながるクエストもあって、シリーズプレーヤーには嬉しい。
ストーリーも、3の未解明案件が概ねわかりスッキリ。
でも、ラジオ、ラジオーーー!!!!!

 『イーラ』同様、『3』本編からバトルシステムもマイナーチェンジ。
『イーラ』が、Ver1.3だったとしたら、こちらはVer1.1ぐらいの違いかなという感じではあるけど、それでも戦略は変わってくる。
難易度も、DLCということもあってか本編よりも、歯ごたえがある。
私は、あまり簡単にならないように、パワーアップ要素を自分で調整しながらプレイするのだが、中盤の山は全力で上げないと勝てなかった。本編通しても、ここが一番ツマったかも。
・・・確か『イーラ』もそうだったような。

 前々から、位置はわからなくていいから、ユニークモンスターやトレジャーの総数だけ知りたいと思ってたんだけど、今回ついに実装。これは、嬉しかった。
自分がどの程度収集できたのかっていうのが視覚化されると、探索のモチベーションもあがるってーもんよ。
エクスデバイスという要素で、お宝が近くになると教えてくれる機能があるんだけど、これやると探索が楽しくなくなるから、「しまったー!」と思ったら、ちゃんとオフれた。
ただ、エーテルタワーには気をつけろ!
こっちは地図に場所が表示されちゃうし、多分オフれないから自力探索したい人には「答え」になってしまう。 やるなら最後に、まとめてやろう。
また、探索要素が豊富に用意されているのも嬉しいポイント。それが、ギュッと詰まっているので探索密度が高い。
『2』にあった飛び降りないとたどり着けない場所が豊富にあったのも良かった。
あれ、見つけたときの喜び大きいんだよなー。
マップ探索は、『3』本編よりも、こっちの方が好き。

総評

 気になった点としては、ロードがやたら長い時があるのと、「新たなる未来」では、篠笛出てこないので、ユニーク戦のBGMに若干違和感あったかな、ぐらい。

 前回に負けず劣らずのボリューム。
特殊なヒーロー2名に、タイムアタック、ローグライクと新モード2つ。
そして、大ボリューム密度ぎっちりの追加ストーリー『新たなる未来』
さらにさらに、クリア後のヒーロー2名でトドメ。
今回は、追加クエストはなかったけど、それでも十分すぎるボリューム。
『1』『2』『3』すべてにつながるストーリーも、この一連のシリーズの最後としてふさわしい。 シリーズプレイヤーは、是非ともプレイしたいDLCだ。

評価スコア

100

※ 平均点は、★5です。

コスパ・クオリティ
★★★★★★★★★★
コスパ・プレイボリューム
★★★★★★★★★★
新規作成度
★★★★★★★★★★
DLC納得度
★★★★★★★★★★
本編好影響・非破壊度
★★★★★★★★★★
特典魅力度
★★★★★★★★★★

ページTOPへ戻る