ゼノブレイド3
野球的ゲーム感想・評価
ソフト情報
ハード | Nintendo Switch |
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発売 | 任天堂 |
開発 | モノリスソフト |
発売日 | 2022年7月29日 |
CERO | C |
DL容量 | 13.9GB以上 |
セーブ数 | 3 |
価格 | パッケージ:7980円+税 DL版:7909円+税 |
他機種 | - |
リンク | 公式サイト |
主な開発者
Executive Director / Scenario |
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高橋哲哉(モノリスソフト) |
Producers / Directors |
小島幸(モノリスソフト) |
横田弦紀(任天堂) |
Co-Producer |
坂本祐軌(任天堂) |
Scenario |
竹田裕一郎 |
兵頭一歩 |
Cinematic Directorss |
太田守(モノリスソフト) |
白井宏旨(グラフィニカ) |
久保 雄介 |
Main Character Designer |
齋藤将嗣 |
Ouroboros Designer |
麦谷興一(CHOCO) |
Music |
光田康典(プロキオン・スタジオ) |
ACE 工藤ともり CHiCO |
平松建治 |
清田愛未 |
Mariam Abounnasr(プロキオン・スタジオ) |
救仁郷裕 |
Lead Programmer |
矢島利明(モノリスソフト) |
Art Director |
高橋英治(モノリスソフト) |
試合前情報
『ゼノブレイド(以下1)』『ゼノブレイドクロス(以下クロス)』『ゼノブレイド2(以下2)』『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』全てクリア済み。
野球的スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
nega | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 2 | 1 | 2 | 1 | 10 |
posi | 1 | 2 | 3 | 2 | 2 | 4 | 2 | 4 | × | 20 |
試合時間:165時間20分 総試合時間:203時間25分 (エキスパンション・パス込み) |
1回裏:ポジティブの攻撃:得点1
nega:0 vs posi:1
着実な進化
開始10時間を過ぎても、なおも新たなトピックが展開する超ゆっくりめな操作説明。前作では、ついていけないユーザーもいたようで、だいぶ気を遣っている感じがする。今の時代には、これぐらいじゃないとダメなのかもしれないな。
グラフィック面での髪の動きとかも良くて、しかも、ムービーだけじゃなくて普段歩いたり走ったりしている時にもちゃんと動くのが感動!
瞳の動きとかも良いし、着実に進化している。
2回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:1 vs posi:1
スケール感は…
『1』の巨神と機神の骸の上、『2』の巨神獣(アルス)の上、『クロス』の惑星丸ごとのような圧倒的なスケール感が魅力的なシリーズだったけど、今回は少し見劣りするかな…。
まだ、始めたばかりでこれからどうなっていくのかはわからないけれども。
2回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:1 vs posi:3
集大成
キャラクターデザインは、『1』と『2』。
ジェムは『1』、料理やフィールドスキルは『2』
全体的にシリアスで大人な雰囲気、音楽は『黄金の国イーラ』
広大なフィールド、クラス・育成の自由度は『クロス』を彷彿とさせる。
派手な新要素はないけど、まさにシリーズ集大成という出来。
3回表:ネガティブの攻撃:得点2
nega:3 vs posi:3
町が…
設定上仕方ないのだが、今回は町らしい町が今のところない。
『2』の作り込まれた多層構造の町が好きだったから、そこはちょっと残念かな。
下に広がりを持たせるマップ構成も少なくて、飛び降り発見系のネタも少なめに感じる。
『2』のクセでつい見下ろしてしまって無駄に終わる時が多い。。。
3回裏:ポジティブの攻撃:得点3
nega:3 vs posi:6
マップ
マップ探索型のゲームでは必須の、ボタン一発マップオープン&クローズが今回は搭載されている。
これ、当たり前に見えて意外とできないゲーム多いのよ…。
開けるマップも、目的地周辺、現在地周辺(簡易)、現在地周辺(ショートカット使用で)、メニューから開く全体図から選ぶ形式と、パターン豊富な点も評価したい。
後日追記:
今回も、マップの見た目のデザインと構造的デザインは秀逸。
さらに、『1』と『2』のつながりを感じる場所もあるから、「あ、ここは…」ってなって嬉しくなる。
4回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:4 vs posi:6
ごちゃごちゃしてる
バトル時のフィールド上の表記が、ごちゃごちゃしてて何だかよくわからん。。。
ただでさえ人数が増えてて、さらに乱戦になったりすると、誰がどこで何がどうなっててどこに誰がいるのかわからないから、結局自分の攻撃にひたすら集中してる。
でも、自分が誰にターゲッティングしてんのかもわからないという混迷ぶり…。
4回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:4 vs posi:8
バランスはよさげ
3話終了時点では、難易度バランスはよさげ。
ボス戦は、最初ろくに準備もせず挑むとあとわずかでゲームオーバー。クラスやスキル、装備を練り直すとクリアできるという感じ。まぁ、ちょっと敵が固くて長いな…とは思うけれども。
ちなみに、クエストは難易度下がると嫌なのでほどほどにしている。
5回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:4 vs posi:10
やっぱり忙しい
今回のバトルは、使えるアーツの数も少なくて暇だなぁ、なんて思っていたら、とんでもない勘違いだった!!
ゲーム開始から50時間になろうかという時になって、ようやく今回はバトル中もキャラチェンジできることに気づく…。
できないと決め込んでやってた。頭固くなってんなー、自分。。。
これできたら、暇なんてもんじゃない。使いこなしたら、アクションゲームばりに忙しくなる。
まぁ、実際には5話ぐらいになると単独キャラでもそれなりに忙しくはなるし、味方AIが優秀なので、そんなに複数キャラを使う必要性もないわけだが…。
せいぜい、2~3キャラぐらいかなぁ、回せても。6キャラ全員の鬼神プレイは、さすがに無理かな。返って非効率かも。
6回表:ネガティブの攻撃:得点2
nega:6 vs posi:10
チェインアタック
作を重ねるごとに、チェインアタックの比重が増えすぎている気がするんだよなぁ…。
『2』は、チェイン強すぎと感じたけど、今作はチェインありきのバトルシステムという感じ。
それが全てみたくなるのは、あまりいい傾向じゃないかな、と思った。
テンポも悪くなるし、戦略的な面で単調さも感じる。
6回裏:ポジティブの攻撃:得点4
nega:6 vs posi:14
音の素晴らしさ
初報を見た時から、プレイし始めは今回の音楽はおとなしめなものが多くてインパクトに欠けるかな…なんて思ってた。
しかし、ストーリーが進んでいくに連れ、このシナリオにはこの音楽しかない! って思い直している。
メインテーマとか聞けば聞くほど良いし、『3』は沁みる曲が多いんだよなぁ。
そんでまた、篠笛がいい味出してるんだ。
こんなに篠笛が前面に出た曲って記憶にないし、唯一無二の存在感を放ってる。
それから、ここちゃんとアレンジになってる~!っいう所もあって、そこが『1』『2』やったプレイヤーには嬉しいポイント。
あと、このシリーズ毎作そうなんだけど、声優さんの熱演が素晴らしくて圧倒される。
5話後半から6話の怒濤の展開とか、音楽も演技もホントすさまじくて胸に迫るものがあった。
7回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:7 vs posi:14
レベルダウンがほしい
現在6話まで進行中。ちょっと、レベルが上がりやすすぎるかなぁ…。
クエストは少しだけ、コレペディアカード無視、ヒーロークエストは全部こなす、という感じでプレイしているけど、それでも結構上がる。
ユニークモンスターもそんなに倒してないんだけど、エリートの存在が大きいのかな。
今回あるのかわからないけど、『2』のクリア後にあったレベルダウンは最初から入れて欲しい。
遠慮しながら、クエストこなすってのがどうもね…。もっと思い切り遊びたい。
7回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:7 vs posi:16
覆される
『3』は、最初の印象から見事に覆されることが多い。
3回表の町も、中盤から終盤にかけてちゃんと登場してきて、「これ、これ~!」と思ったし、5回裏や6回裏の件もそう。
いまいち? いや、やっぱり最高だぜ!! の連続だった。
8回表:ネガティブの攻撃:得点2
nega:9 vs posi:16
ヌルい
とりあえず、エンディングに到達。ラスト長かった~。扉前から終わるまで2時間40分かかった…。
クリアレベルは73。クラスランクはほとんど10。ノア達のデフォルトクラスが13。ウロボロスの強化は、3~4個ぐらしかやってない。クエスト関連は7回表の通り。
総括してのゲームバランスは、最初と最後だけまずまずで、中はヌルかったかな。
やっぱりエリートが余計。これのおかげでバランスがユルくなってる。
レベル上げはキャンプでできるし、クエストやってれば勝手に上がるし、それで十分では。
エリート入れるなら、CPだけとか、向こうからは襲ってこないとかにして欲しかった。
8回裏:ポジティブの攻撃:得点4
nega:9 vs posi:20
世界観
現在クエスト消化中。ほとんどスルーしてたから結構あるな…。
エンディングまで辿り着き、クエストをこなしている中で思うのは、今回も世界観はしっかり構築されているなと。いや、むしろ今回が一番かもしれない。
イベント内容はもちろん違うんだけど、根底に流れるテーマ、メッセージっていうのが一貫しているなと強く感じた。
こういうメインじゃない所にこそ、クオリティ面での真価が問われると自分は思っているから満足。
メインのシリアスなストーリーとそれ以外のヌケた会話もメリハリがあって良かったし、相互により活きていた。
もうひとつ見事なのは、毎作「色」が違うこと。その作品が持つカラーというか。
『1』は『1』、『2』は『2』、『クロス』は『クロス』の色があるし、『3』はまたそれとは違う味わいと雰囲気を持ってる。
それでいて、同じシリーズというのはちゃんと感じる。
多分、色が同じだと飽きてしまう可能性があるので、ここはこのシリーズの素晴らしいところかなと思う。
9回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:10 vs posi:20
まだまだ伸びシロはある
リップシンクは、直近にやっていた『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』が良かったので、それに比べるとまだまだかな、と。個人的には、どうでもいいポイントではあるんだけれども。
それから、チェインアタックは、どうみても過剰演出。
作を重ねる毎に演出量増えてる気がするから、ここは考えて欲しい。
ゼノブレイドのバトルシステムって、リアルタイムに進行するのがいい所だと思うんだよなぁ。
それなのに、長い間時間が止まってしまうというのは良さを消してしまっていると私は思う。
評価スコア
89.5
※ 平均点は、★5です。
ゲームシステム |
---|
★★★★★★★★☆☆ |
練り込み・奥深さ |
★★★★★★★★☆☆ |
オリジナリティ(新規要素) |
★★★★★★★★★☆ |
デザイン・キャラクター・世界観 |
★★★★★★★★★★ |
音楽・サウンド |
★★★★★★★★★★ |
ゲームバランス |
★★★★★★★☆☆☆ |
中毒性・熱中度 |
★★★★★★★★★★ |
継続性(飽きにくさ)・全体の構成 |
★★★★★★★★★☆ |
操作性・快適さ |
★★★★★★★★★★ |
自由度・多様性 |
★★★★★★★★★★ |