ゼノブレイド
野球的ゲーム感想・評価
ソフト情報
ハード | Wii |
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発売 | 任天堂 |
開発 | モノリスソフト |
発売日 | 2010年6月10日 |
CERO | B |
セーブ数 | 3 |
価格 | Wii:6476円+税 Wii DL版:2500円+税 |
他機種 | 3DS(New専用) Switch(決定版) |
リンク | 公式サイト |
主な開発者
Producers |
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川畑真吾(モノリスソフト) |
中野隆生(任天堂) |
Exctive Director / Scenario / Concept |
高橋哲哉(モノリスソフト) |
Director / Game Design |
小島幸(モノリスソフト) |
Director |
横田弦紀(任天堂) |
Scenario |
竹田裕一郎 |
服部由里絵(任天堂) |
Image Art |
田中久仁彦 |
Music |
下村陽子 |
ACE+ 工藤ともり CHiCO 平松建治 |
清田愛未 |
光田康典(プロキオン・スタジオ) |
Conceptual Art Design |
本根康之(モノリスソフト) |
Tonny Waiman Koo(モノリスソフト) |
Lead Programming |
板井克倫(モノリスソフト) |
Art Direction |
高見典宏(モノリスソフト) |
試合前情報
ゼノシリーズは、『ゼノブレイドクロス』から始める。今作は、Wii UでWii DL版をプレー。
スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
nega | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
posi | 9 | 4 | 4 | 5 | 3 | 3 | 2 | 4 | × | 34 |
試合時間:128時間26分 |
1回裏:ポジティブの攻撃:得点9
nega:0 vs posi:9
マップの素晴らしさ
巨神と機神の骸の上に、街やフィールドが存在しているという設定はロマンの塊。
とにかくマップのセンスがずば抜けている。立体的に構築された世界は、新しい場所に行くたびにみとれてしばし眺めてしまうほどだ。「膝頭の丘」の向かい側にたたずむ機神の骸、「ラグリナ渓谷道」を抜けていくと徐々に姿を現す「ガウル平原」。どれをとっても素晴らしく、序盤から世界観に魅了されまくりだ。
2回裏:ポジティブの攻撃:得点4
nega:0 vs posi:13
未来視
主人公は、ゲーム開始から少しすると「未来視」という未来が見える能力を使えるようになる。
こういうのって、都合よくメインストーリーの時だけ使えたりするご都合主義的なものになりがちだったりするのだが、今作では、メインストーリーはもちろんのこと、バトル時やサブクエスト、さらにはフィールドに落ちているアイテムを拾ったときなどあらゆる場面でこの能力が発揮。システムが、すべてに絡む非常に面白いものになっている。
3回裏:ポジティブの攻撃:得点4
nega:0 vs posi:17
サブクエストに制約がない
サブクエストに、受注できる数の制限や何かをやると受注できないなどの制約が一切ない。これ、地味に大きい要素だと思う。制約による手間とか、累積していくと結構馬鹿にならない労力を消費していたりするので、そういったものがないとゲームプレイに集中できる。
名無しキャラのクエストとかだと、達成した瞬間に報酬が発生して報告する必要がないのもいい。
4回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:1 vs posi:17
一部処理落ち
デカいボスや敵集団とのバトルでは、やや処理落ちが目立つのが気になる。
特に「突発キズナ」という戦闘中にタイミングよくボタンを押すものがあるのだが、これのタイミングが合わせづらい。
4回裏:ポジティブの攻撃:得点5
nega:1 vs posi:22
名曲揃い
とにかく、音楽が素晴らしく名曲ばかり。私は、『ゼノブレイドクロス』の曲もすごく好きだったが、これはこれですごい。自分が今までプレイしたゲームの中でも屈指の出来。
5回裏:ポジティブの攻撃:得点3
nega:1 vs posi:25
バトルシステム
バトルシステムが、奥が深く面白い。ボス戦で、全然歯が立たず「積んだ?」と思っても、装備を替えたり装備に付加価値を与えるジェムの付け替え、アーツやスキルリンクの見直しなどを行うとちゃんと突破できるようになっている。従来のRPGのようにレベル上げみたいな作業ではなく、プレイヤーの創意工夫でクリアできるようになっているのは素晴らしい。これが、「ゲーム」だよなぁと思う。
しかも、難易度的にも絶妙でまるで任天堂製のアクションゲームをプレイしているかのよう。
6回裏:ポジティブの攻撃:得点3
nega:1 vs posi:28
敵も相手を見る時代
プレイヤー側よりも、敵のレベルが低い場合(どの程度かは不明)敵が攻撃してこない。弱すぎる敵との戦闘は、はっきり言って時間の無駄以外の何物でもなく、これがないことでサブクエストが億劫ではなくなっている。ありそうでない仕様で画期的、すごい英断だと思った。
7回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:1 vs posi:30
サブクエストの底なし沼にハマる
メインストーリーも、(たぶん)終盤にさしかかりサブクエストもそこそここなしたので、そろそろエンディングへ向かって駆け抜けようとした矢先のこと。たまたまこなしていたサブクエストで、ある主人公キャラのスキルが解放された。
え!? そこサブクエストで増えんの!? という衝撃。そんなに重視していなかったサブクエストだったが、これで俄然やる気が出てきてしまう。
かくして、私はサブクエストの底なし沼へとハマっていくのであった。。。
8回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:2 vs posi:30
強いて言うと…
アイテム類の保存数をもうちょっと増やして欲しかった。特に素材。
新しい素材手に入れたけど、枠がいっぱいだから適当に捨てて、その後捨てたアイテム集めてって言われ「それ、いま捨てたばっかー!(T▽T)」ってなる。
8回裏:ポジティブの攻撃:得点4
nega:2 vs posi:34
RPG史上最高傑作
ストーリーも、しっかり完結(当たり前だけど、最近これが出来ていない作品も多い)。シュルク以外のキャラが、しっかり描かれているのもよかった。すべてが、バランスよく調和した至高の作品。RPG史上最高傑作と言っても過言ではない。
Wii版
Newニンテンドー3DS版
New専用。通常の3DSでは遊べません。オリジナル版に比べ、解像度は落ちますが立体視にも対応。「コレクションモード」を追加。シュルクのamiiboにも対応。
Nintendo Switch版
リマスター+追加ストーリー「つながる未来」収録の決定版。
評価スコア
99.1
※ 平均点は、★5です。
ゲームシステム |
---|
★★★★★★★★★★ |
練り込み・奥深さ |
★★★★★★★★★★ |
オリジナリティ(新規要素) |
★★★★★★★★★★ |
デザイン・キャラクター・世界観 |
★★★★★★★★★★ |
音楽・サウンド |
★★★★★★★★★★ |
ゲームバランス |
★★★★★★★★★★ |
中毒性・熱中度 |
★★★★★★★★★★ |
継続性(飽きにくさ)・全体の構成 |
★★★★★★★★★☆ |
操作性・快適さ |
★★★★★★★★★★ |
自由度・多様性 |
★★★★★★★★★★ |