スチームワールドハイスト
野球的ゲーム感想・評価
ソフト情報
ハード | Nintendo Switch |
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発売 | フライハイワークス |
開発 | Image & Form |
発売日 | 2018年7月12日 |
CERO | A |
DL容量 | 284MB以上 |
セーブ数 | 3 |
価格 | 1818円+税 |
他機種 | Steam |
リンク | 公式サイト |
主な開発者
Glorious Leader |
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Brjánn Sigurgeirsson |
Creatibe Lead |
Olle Hákansson |
Art Direction & UI |
Tobias Nilsson |
Art Lead |
Jakob Wahlberg |
Main Theme & Vocal Tracks |
Steam Powered Giraffe |
In-game Music |
Johannes Hedberg |
Sound Design |
Jannik Reuterberg |
試合前情報
5段階ある難易度は、真ん中の「上級乗組員」でプレイ。
野球的スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
nega | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 |
posi | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | × | 6 |
試合時間:18時間49分 |
1回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:0 vs posi:2
第一印象は…
第一印象は、2D版戦場のヴァルキュリア。
障害物に隠れながら、ガンアクションのようだがターン制の独特なゲーム性で、ミッションクリアを目指していく。
エイムの手ぶれも、2Dでうまく表現していて面白い手法だな、と感心した。
3回表:ネガティブの攻撃:得点0
nega:0 vs posi:2
シミュレーションではないかな…
日本では、シミュレーションRPGにカテゴライズされているんだけど、シミュレーションではないかなぁ…と思った。自分の印象では、ターン制2Dシューター。
戦略シミュレーションの醍醐味は、練りに練られたマップ構成と敵配置を、どういう戦略をとり攻略していくか…にあると自分は思う。
このゲームの場合、マップがある程度自動生成されるので、この「練られた」感がない。その場その場の判断で攻略していう形になるため、大局的な展開にはならない。
もっとも、開発している人がシミュレーションとして作っているのかもわからないので、得点は0とした。シミュレーションと思わず、新ジャンルのゲームとして楽しむのが正解だと思う。
5回表:ネガティブの攻撃:得点2
nega:2 vs posi:2
運も絡む
このゲームは、ステージによっては増援が無限に出てくる。増援込みでのゲームバランスと言ってもいい。
だが、そのことは問題ではない。問題なのは、増援が登場即行動をとることだ。
これによって、いきなり背後から撃たれることもたまにあり理不尽に感じる。
増援の出現場所は多く一定ではないため、対処にも限界があるし…。
また、マップの生成され方と敵の配置具合で、難しかったステージが次やるとあっさりクリアということもあり、クリアに運が絡む点にはモヤッとする。
6回裏:ポジティブの攻撃:得点3
nega:2 vs posi:5
ゲームが進むと戦略性が増す
最初は、武装も限られていて戦略の幅が少なく物足りなさを感じた。
しかし、ゲームが進むにつれ、個性的な仲間が増え、レベルアップして新たなスキルを覚え、サブの武器の種類が増えてくると戦略の取り方に幅が出てくる。
どのメンバーを選び、どの武器を装備しどういう戦略をとるか…頭を悩ますのが楽しい。
7回表:ネガティブの攻撃:得点2
nega:4 vs posi:5
マップ自動生成=正義ではない
最近は、マップ自動生成のゲームが多いんだけど、それが正義みたいになるのには異を唱えたい。
正直言って、それでは小手先の変化にしかならないし、ダイナミックな変化は生み出せないと思う。
自分は飽きっぽいので、小手先の変化では単調に感じるだけだ。
このゲームも後半になってくると、変化に乏しく同じことの繰り返しに感じてくる。
『ザ フレイム イン ザ フラッド:Complete Edition』のように、自動生成のほうが向いているゲームもあるが、このゲームに関してはマップ数が半分になったとしても固定マップの方が絶対に面白かった。
自動生成だから、つまらないと言うわけではなく、なんか勿体ないな…と思ってしまう。
8回裏:ポジティブの攻撃:得点1
nega:4 vs posi:6
ボス戦は楽しい
ボス戦のバランスは良好。ミスっても、キャラ・武器選択から戦略のとり方まで攻略法を練りやすいので、ここだけはシミュレーションらしかったかも。
評価スコア
76.5
※ 平均点は、★5です。
ゲームシステム |
---|
★★★★★★★★★☆ |
練り込み・奥深さ |
★★★★★★★☆☆☆ |
オリジナリティ(新規要素) |
★★★★★★★★★☆ |
デザイン・キャラクター・世界観 |
★★★★★★★☆☆☆ |
音楽・サウンド |
★★★★★★★☆☆☆ |
ゲームバランス |
★★★★★★★★☆☆ |
中毒性・熱中度 |
★★★★★★★☆☆☆ |
継続性(飽きにくさ)・全体の構成 |
★★★★★★★☆☆☆ |
操作性・快適さ |
★★★★★★★☆☆☆ |
自由度・多様性 |
★★★★★★★★☆☆ |