キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS
野球的ゲーム感想・評価

ソフト情報

ハードNintendo Switch
発売バンダイナムコ
開発タムソフト
発売日2020年8月27日
CEROA
DL容量12.7GB以上
セーブ数1
価格7600円+税
他機種PS4
リンク公式サイト

試合前情報

 キャプテン翼の原作は、ほぼ読んでいる。ゲームは、テクモ版『Ⅳ』『Ⅴ』のプレイ経験あり。

野球的スコア

123456789R
nega100110216
posi2210130312

1回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:1 vs posi:0
最近のゲームによくある不満が、ここにはある

 買ってすぐの結構デカい更新データ。試合に移る場面でのロードの長さ。直近にパワプロをやっていた影響もあるけど一部文字も小さい。いっつも思うんだけど、小さい文字の周りにいっぱいある余白は何のために必要なの?

 あと、毎回タイトル画面でボタン押すと必ずNintendo Switch Onlineの案内画面が出て、オフラインでゲームを始めるまでに数ステップ踏むことになるのが邪魔くさい。オンなんて対戦でしかやらないのにタイトル画面でやる必要ないでしょ。

1回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:1 vs posi:2
再現度と愛

 マンガ原作ゲームの場合、重要なのは再現度と原作への愛だと自分は思っている。そういう意味では、このゲームは十分満足できるレベル。
圧巻なのは、かなりマイナーキャラまでも再現されていること。大友中の一条やふらのの加藤、武蔵中の一ノ瀬、真田、南葛の控えにはちゃんと学もいるんだぜ!(もちろん試合に出せる)。

 ストーリーモードでは、試合中に特定条件を満たすと原作と同じムービーが発生する。この再現度が高くて、かなり熱い!
このゲーム、結構難易度が高いんだけど、原作通りにストーリー展開するようにこだわりプレーをすれば、さらに難易度を上げて楽しむこともできて相当緊迫した試合展開になる。

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2回裏:ポジティブの攻撃:得点2
nega:1 vs posi:4
歯ごたえある難易度

 ゲームとしての難易度は高い。とにかく点が入らない。
初戦の大友中戦で、いきなりの6連敗スタート。その間、得点はわずか1。
でも、ゴールするのが難しい分、ゴールしたときの喜びはひとしおだ。

 ちなみに、その1点を決めたのが翼じゃなく、来生、滝、井沢、石崎、高杉でもなく岩見!!
独特の髪型で顔は覚えていたけど、今回初めて名前覚えた岩見!!
もうこれだけで大興奮! しかも、このゲームでは多分稀なシュートのこぼれ球をゴールするという奇跡。ポジション的にも、岩見がこぼれ球をゴールするとかもう二度とできないんじゃないだろうか。

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3回裏:ポジティブの攻撃:得点1
nega:1 vs posi:5
サッカーは格闘技だ

 今作では、後ろからタックル喰らわしてもイエローカードはおろかファウルすら出ない。この世界に、そんなルール存在しないのだ!(笑)
とにかく相手をぶちかましてボールを奪い取る。ある意味新ジャンルの格闘サッカーゲームに仕上がっている。
さすがに、キャプ翼でもそこまでやるとイエロー出るぞ…と思いながらも、その「割り切り」に1票入れたい。

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4回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:2 vs posi:5
一部動作が強すぎる

 チェイシングダッシュからのタックルムーブが、ちょっと強すぎるかなという印象。8~9割ぐらい、これでボールを奪えてしまう感じ。
事実、これをやると支配率はグンと上がるし、敵にシュートをうたれる機会が激減する。
ディフェンス側の選択肢として、一応パスカットもあるんだけどスライディングやタックルでどう相手をつぶすかゲーになっているので、あまり機能していない。
まぁ、これが強すぎるからといってワンサイドになるというわけでもないのだが…。

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5回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:3 vs posi:5
細かな不満

 誰が操作キャラなのか分かりづらく、急に違う選手に変わるので混乱するときがある。
ボールが近くにあるのに、ウロウロして取りに行かない相手。自チームキーパーでも同様の時があり、その時にキーパーが地面を滑るという謎現象で笑う。
PKで、枠を外す選手がいない。等々、細かな不満点はまぁまぁある。

5回裏:ポジティブの攻撃:得点1
nega:3 vs posi:6
細かな評価点

 ハーフタイムの会話が勝敗状況によって変化し、さらにボイスまで入っていたり、試合中のキャラ同士の掛け合いが豊富にある点も評価したいポイント。

 マンガ原作のゲームの場合、自分はよく「手」を見る。漫画家さんによって、手の描き方は当然違うのでそこまでこだわって作っているゲームは他の部分のクオリティーも総じて高いことが多いからだ。
で、このゲームはと言うと、日向がゴールを決めた後に突き上げる拳など、まさに高橋陽一さんが描く「手」で開発のこだわりの深さを感じる。

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6回裏:ポジティブの攻撃:得点3
nega:3 vs posi:9
方向性

 「EPISODE OF NEW HERO」編の原作とは異なる展開、ゲームオリジナルキャラの登場、同時にキャラ育成モードにもなっている点、この方向性に持って行ったことに賛辞を送りたい。
ジュニアユース編がベースストーリーになってはいるけど、そこに新たなキャラが加わることで新鮮味がある。
また、その後のユース編、プロ編、オリンピック編などで登場したキャラも育成モードがあることで作ろうと思えば自分で作れるというのは大きい。

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7回表:ネガティブの攻撃:得点2
nega:5 vs posi:9
エディットへの不満点

 GKがつくれない。1チーム8名までしかエディットキャラを登録できない。エディットチームが5、エディットキャラが20名までしか保存できない等、エディットモードそのものというよりエディット後の不満点が数多くある。
特に、チーム及びキャラ数はもっと増やして欲しい。

 髪型が、ほとんどゲーム内に出ているキャラの髪型ばかりっていうのもなぁ…。
そこは、フォローできていないユース編等の髪型を入れて欲しかった。まぁ、DLCやアップデートの可能性があるからなんとも言えないところではあるけれども。
ここに、さりげなくストラットとかの髪型入れてきてたらバンナムやるじゃん!ってなるのになぁ。さすがに、髪型で著作権の問題はないだろうし。
そうしたら、今作とテクモ版との夢のコラボが実現するというのに!
あと、中1だからないのはわかるんだけど、ヒゲがないのもなぁ。クリアした後にパーツが増えて追加できるとかあると良かった。

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8回表:ネガティブの攻撃:得点1
nega:6 vs posi:9
不満というより要望

 2周目からは飛ばしちゃうとは思うんだけど、リーグ戦の対戦表とトーナメントマウンテンの表示とかは演出として欲しかったかなと。あくまでもベースとなるのはスポーツなので、そこはちゃんとしてほしい。

 贅沢を言えば、もう少し参戦チームが欲しかった。そこに、本編では登場機会の少なかったキャラをあえて登場させてきたりするとファンとして「おぉ!」ってなったと思う。韓国代表・李龍雲、車仁天の2人とか、高橋陽一さんにも忘れ去られている可能性が極めて高いカメルーンの英雄、黒い稲妻・レイモンド・チャンドラーとか(笑)

8回裏:ポジティブの攻撃:得点3
nega:6 vs posi:12
ニクめないやつ

 結局点を取るためには、個人技で突破して必殺シュートという流れになりがちでゲームとして単調に感じることは否めない。

 ただ、このソフトをその一言で片付けたくない。
ドイツとの決勝戦、中盤にタレント揃いでシュートまで持って行くのも一苦労、その上ミューラーが堅くて全然ゴールできずに3連敗。
そして、4戦目に事件は起きた。
鉄壁のミューラーの牙城を崩したのは・・・カルツ!!
まさかのカルツのオウンゴール。しかも、和夫だか政夫の何の変哲もないシュートを…。
ミラクル…。何十試合もしてきて、オウンゴール自体初めて見た。しかも、ゴール後のアクションもオウンゴール用のがちゃんと用意されていて仕事が細かい。こんなことも起こるのね…。
その後も、ミューラーからは点が取れずそれが決勝点となりエンディングを迎えた。

 他にも、普通のシュートがスルッとキーパーノータッチでゴールすることもたまにあって、必殺シュートよりもむしろそっちの方がレアだから嬉しかったりする。特に、オランダ戦で三杉のミドルが決まったときは最高だった。
そんなことがあるもんだから、なんかニクめないゲームになっているんだよなぁ。

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